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ゲル製品

写真1

 ゲルとは液体と固体との中間の形態を持つ物質であり、柔軟性と弾力性を兼ね備えた性質を示す物質です。一般的に使用されているゲルのほとんどが多量の水分を含む含水ゲル(ハイドロゲル)であり、水分が蒸発することにより形状や性能が全く変化するという欠点を有しています。
 当社はこれらの欠点を改良すべく設計を重ね、水分や他の分散媒を含まない一成分からなるゲル(SPUG:セグメント化ポリウレタンゲル)を開発しました。本ゲルはゲルを構成するのに必要な物質のみでできているので、安定性が高く、長期に開放下の空気中に放置しても形状や性能の経時的変化が全くありません。また皮膚への刺激性も極めて低いという優れた特徴があります。本ゲルはその独創性の故に、1997年度の高分子学会賞(技術)を受賞しました。
代表的な本ゲルの用途は以下のようなものがあります。
イオン導電性粘着材(ゲルロード)
・低周波治療器用電極
・中周波治療器用電極
・心電計用生体電極(ECG電極)
・EMS(Electrical Muscle Stimulation)電極
・筋電計用電極
超音波診断用ゲルカプラー(ソナゲル)
・標準タイプ
・プローブ装着タイプ
その他の粘着ゲルとしての用途
・経皮吸収用粘着ゲル
・化粧用粘着パッド
・各種衝撃吸収用パッド

<ゲルの分子集合形態図>
SPUGはハイドロゲルなどの従来の二成分系のゲルとは異なり一成分であるため、 ブリードアウト成分を持たず、経時的に極めて安定で生体表面への安全性にもすぐれています。
<セグメント化ポリウレタンゲル(SPUG)の特徴>
ハイドロゲルと比較して、開放下の空気中でも経時変化がない
粘着力を広範囲に調整することができる
臭気がない
生体への安全性に優れている
表面の汚れによって粘着力が低下しても水洗いによって粘着力が何度でも回復する
両親媒性で水と油に対して親和性がある